産後は、様々な症状が日を追うごとに変わってきます。特に共通して出てくる症状として、体重の増量や体型の崩れ、腰や背中の痛み、膝・股関節の違和感や痛み、手足の冷えやむくみや自律神経の乱れが多いです。

こういったお悩みは、産後に歪んだ骨盤の影響がとても強く、産後から時間が経てば経つほど骨盤の歪みは元に戻り辛くなってしまいます。

当院では産後２か月から骨盤矯正をしていただくことを推奨しています。

妊娠中はお腹周りの筋肉が伸ばされている状態です。

さらに出産の際に分泌される女性ホルモン、【リラキシン】が骨盤を支えている筋肉や靱帯を緩めることで、骨盤の歪みが生じます。

筋肉は1年で1％低下すると言われているのですが、出産時は15％～20％も低下してしまいます。

これを年単位で表すと、15年～20年分の筋肉の低下が妊娠・出産の間に起こっているということになるので、身体を支えられなくなり,強い歪みが出てしまうのです。

この歪みは骨盤ベルトを使用しても整えることはできません。

さらにこの歪みの影響で弱った筋肉をかばって負担がかかることにより硬くなってしまい、可動域の制限や痛み・痺れなどが自覚症状として表れてきますので、早い段階で産後の骨盤のズレを矯正することが重要になってきます。

産後の骨盤を整えるには検査を行い、正しい産後骨盤矯正を行うことが大切になります。

当院で行う矯正法は、医師が考案した【 SPAT 矯正法 】という技術を用いており、バキバキとしない矯正方法なので産後のお母さんでも負担をかけずに安心して治療を受けて頂けます。

そして歪みによって硬くなった筋肉には、当院独自の【 マニュアルメディスン 】を用いており、ひとりひとりに合わせた施術を行い、筋肉に柔軟性を持たせていきます。

骨盤が正しい位置に戻り、筋肉の柔軟性が出ているのが理想になるので、継続的にしっかりと産前よりも正しい身体に整えていきましょう。

身体の歪みを整えるだけではなく、15年～20年分もの筋力が低下した状態になっている身体に筋力を取り戻していく必要があります。

いくら矯正や手技による治療で整えても、体を支える筋肉がないままではまた同じように歪みを繰り返してしまう可能性がとても高いのです。

骨盤を支えてくれる【 インナーマッスル 】は普段のトレーニングで鍛えることが難しく、ヨガやピラティスなどトレーニング方法はありますが、インナーマッスルを正しく使えるようになり、効果が出てくるまでには時間がかかるほか、間違ったやり方などで体を痛めてしまう可能性もあります。

そこで当院が取り入れているのが、【 広域変調波EMS　コアレ ライボ 】です。

絶対に矯正とセットでやるべき筋トレ｜西東京市 春風堂接骨院 保谷

インナーマッスルの中でも産後骨盤矯正にかかわる、特に重要な3つのインナーマッスルに【 骨盤底筋群 】【 腹横筋 】【 腸腰筋 】があります。

【 骨盤底筋群 】はその名の通り、骨盤の下部に位置するいくつかの筋肉の総称で、恥骨・尾骨・仙骨などを支えたり、膀胱や子宮などを正しい位置に保つ役割があります。

また、尿道を締める役割も持つため、気になる産後の尿漏れはここが弱ることによって引き起こされます。

背中からお腹を覆うようについている【 腹横筋 】は “ 天然のコルセット ” と言われていて、姿勢を安定させる役割があります。ここが弱ると姿勢がキープできなかったり、骨盤が支えられず傾いてしまったりします。

上半身と下半身を繋ぐようについている【 腸腰筋 】は、骨盤の位置を安定させる、腰のS字の維持、足の上げ下げなどの役割があり、弱ってしまうと歩きづらさがでたり、腰の安定が弱くなり反り腰を引き起こしてしまう原因にもなります。

このようにインナーマッスルは大切な役割があり、鍛える必要性があるのですが、前述したように、これらのインナーマッスルを自身で鍛えるのは難しいのです。

【 広域変調波EMS コアレ ライボ 】は125,000Ｈｚの高周波で、体の中、およそ15センチの深さまでアプローチが出来るため、奥の方のインナーマッスルをしっかりと刺激してくれます。また、皮膚へのピリピリ感も軽減されていて従来のEMSマシンが苦手な方でもストレスなくご使用いただけます。

お時間も約15分ほどですので、当院では産後骨盤矯正と合わせて【 広域変調波EMS　コアレ ライボ 】での筋力トレーニングを同時に行っていただくことをお勧めしています。